落とす死

忘備録

4/10 ハロショ千夜一夜 〜第一夜〜 福田花音「わたしとBerryz工房」第一部 福田花音が選ぶ、フェイバリット・Berryz工房 TOP10@ハロショ秋葉原店

都内での用事を済ませ、つな八で昼膳(海老のかき揚げとかぼちゃが美味い。きゅうりのお新香をあと一切増やしてくれたら最高なんだけどなー…。)を食べていたら「そういえば今日はまろショイベだったなあ、折角都内まで来たしこれから暇だしついでに行ってみようかなーはるちゃんの写真も買いたいから別に券が売り切れててもいいし」と思い付き、ノリと勢いで秋葉原へ。

ハロショではるちゃんの写真やクリアファイルや石田の蒔絵シールを購入してからまだイベントの整理券が残っているか聞いてみたら「一応」残っているという答えが返ってきたので、あーもうステージが見えない程度の番号の券しか余っとらんのかなーまあいいか福田さんの顔をどうしても観たい訳じゃないしーということで一部の券を一枚購入。
開場までかなり時間があったので、でらなんなんにキンブレの改造について聞きに行ったりとらのあなでぼんやり同人誌フロアをうろついたりベローチェでモダンコンバットをやったりやっと時間になった!とハロショに戻ったら一時間早くてしょんぼりしながらマックに行ってコーヒーずるずる啜ったりして暇潰し。
二度目はちゃんと本来の開場時間にハロショに戻り、入場。


客の数が数ヶ月前のヒトハロの時の2/3とかもうちょい少ない?くらいで、楽々ステージを眺められる位置をゲトれて拍子抜け。
時間通りに開演し、ベリキューアイランドのツアーT(もちろん熊井さんカラー)を身に纏ったBerryz工房評論家兼アイドルの福田さんが登場。
一部は「福田花音が選ぶ、フェイバリット・Berryz工房 TOP10」ということで、福田さんが好きな曲をランキング形式で紹介しつつヲタクトークを展開する、というもの。
本題に入る前のトークで「武道館公演の時に所持金が4000円しか無かったのにペンライトを買ったせいでぎりぎり交通費しか残らなかった」とか「増員ドッキリに本気で引っかかって泣いた」とか「エッグになった後にまた一ファンとしてベリを応援したいという理由でエッグを辞めたがってお母さんに怒られた」とか「今日着ているTシャツは自腹購入だし社割りが効かなかった」とか「ハロプロの他のグループのライブを観に行った時にメンバーはサイリウムを貰えるけど私だけ自腹」とかいうヤバい&切ない&共感出来るエピソードを連射してくるし、ヲタTについて
福田「メンバーカラーのものはもう出ないかもしれない」
客「えー」
福田「私に言われても…私もそっち側なんで」
という半ヲタアイドル宣言をかましたりするしでのっけから絶好調。
会場内が客席どころかステージまで完全にヲタヲタしい空気に染まったところでランキング発表へ。
ランキングは以下の通り。

1.恋してる時はいつも…
3.グランドでも廊下でも目立つ君
4.パッションE-CHA E-CHA
5.マジグッドチャンスサマー
6.すっちゃかめっちゃか
7.もう子供じゃない私なのに
8.もっとずっと一緒にいたかった
10.サヨナラ激しき恋

ベタベタな熊井ヲタチョイスではなかったし、新しい曲から懐かしの曲までバランス良く選んであって、ベリに関するきちんとした知識がベリビュ辺りで止まってる老害ベリヲタでも楽しめた。
あまり馴染みの無い曲の時でも福田さんの喋り(と滲み出る気持ち悪さ)が面白くて退屈しなかったし。

ランキング発表はライブ映像やMVを流しつつそれを観ながらトークするという方式だったんだけど、ツボなシーン(主に熊井さんのソロ)に差し掛かると奇声を発するということが度々あって、福田さんの抑えきれないベリへの愛とキモさを存分に堪能した…。
それと、お気に入りのパートや台詞に差し掛かると喋りを中断して画面を見入るということがちょいちょいあったんだけど、一位の恋してる時はいつも…のライブ映像が流れ始めたらとうとう喋りを放棄してライブ映像に観入ってて笑ってしまった…口ずさみながら揺れてたよあのベリヲタ…。
でもあの曲は本当に名曲だし聞き入りたくなる、見入りたくなる気持ちもめっちゃ分かるけど。
恋してるときはいつも…についての「しっとりした曲なんですけど、(2番Aメロの)熊井さんのまろやかな声がパズルのピースみたいにぴったりはまっている」というコメントから、曲と熊井さん両方に対する深い愛を感じた。

ランキング発表の際に印象に残っている発言は、もう子供じゃない私なのに…についての「この曲でメンバーの、アイドルとしてではなく人間として女としての成長を感じました」という本当に気持ち悪いヲタク発言と、VERY BEAUTYのMVで菅谷さんが「また鏡を見詰めてる ああどうしてこんな顔よ 明日の朝目が覚めた時には美しくなってたらいいな」と歌っているのを観ながら「こんなに美しいのにそんな悩みを抱えているんですね」と真顔で言って司会の人に「台詞だからね」とやや引きながら突っ込まれていたくだり。
ベリヲタ福田花音としてのキモさがこの二つの発言に凝縮されてたよ…。
あと、グランドでも廊下でも目立つ君をハロプロ研修生がカバーしたりするという話の際に「カバーされればされるほど本家のレア度と有り難みが増す」みたいなことを言っててこいつマジ盲目ベリヲタ…!と震えたりもしたし、ランキング発表前のトークでは「仕事の時はヲタとしての感情は持ち込まない」的なことを言ってたのに、ランキング発表中のトークでは「ジャンヌで私と熊井さんが同じ役で私が教える側だったんですけど私の伝達ミスで演出家の方に怒られたときに「熊井さんの為に怒られてる!」みたいな感じで怒られるのが全然苦じゃなかった」と悦びを露わにしてて笑いながらドン引きしたりもした…福田さん(の気持ち悪さ)だけはガチ…。


ランキング発表後はハロショのグッズ紹介をしていたんだけど、新発売の下敷きですと言って熊井さん以外のメンバーのものを見せられた時の福田さんのテンションが完全に興味の無いメンバーの話を聞いてる時のヲタクのそれだったし「熊井さんもある?」とか言い出すしほんとあのベリヲタひどいな!(褒め言葉)


まとめ
暇潰し目的でノリと勢いで行ったようなヲタクがこんなに楽しんで良いんだろうか…と申し訳なくなるくらいに楽しいイベントだった。
ぶっちゃけ、ヒトハロの一億倍楽しかったよ…。
きしもんたぐっち結ちゃんに会うためだけに行くつもりだった19日のベリ紺へのモチベーションが高まったし本当に行って良かった。(福田さんが)ベリヲタで良かった。