落とす死

忘備録

キラめきスプラッシュ!シンクロガールズ 1950について

全人類、少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re Live-のイベント“キラめきスプラッシュ!シンクロガールズ 1950”はもう読まれましたでしょうか?まだの方はこのブログは読まない方が良い方が良いと思います。いや読んだ人もこれは読まない方が良いかな……ただのヲタクの呻きなので。

 

今回のイベント、田舎の寂れたプールが金持ちのおっさんに奪われようとしている危機に女達が立ち上がり云々というベタな青春モノなんですけど、それは取り敢えず置いておきます。私が書きたいのは四話の星見純那のことなので……。

 

四話の星見、まさに激昂の女神でしたね。

ラストの見せ場(シンクロの大ジャンプ)でいつも失敗する星見を見て、配役や出番を少し変えたり減らしたりして泳ぎが苦手な彼女が最後の大ジャンプを支えられる体力を温存出来るように裏から手を回そうとしていた大場に、偶然その場に居合わせてしまった星見が「あなたがしていることは優しさなんかじゃない!舞台少女、星見純那への侮辱よ!」と激昂する。

大場としては星見の身を案じるのもあるし“演出家”として広い視野で見れば一人の出番を調整して舞台を成功させることは至極当然の判断ではあるんですけど、星見はそれよりも“舞台少女星見純那の誇りを汚されたこと”が許せずに憤るんですよ。

馬鹿みたいじゃないですかそんなの。人の話もろくに聞かないまま勝手に憤るなんて。ええ、馬鹿なんですよ星見純那は。

知能指数なら負けませんと自負する通り頭脳明晰容姿端麗ポケモンマスターでその知識量でアホなクラスメイトを支えることもある様な女だけど、同時に親の敷いたレールを行けば安泰だったにも関わらず、才能に溢れているわけでもなく環境に恵まれているわけでもないのにただ煌めきに惹かれたからという理由で舞台の世界に飛び込む愚かな女でもあるんですよ。

冷静沈着に見えて(お人好しだし騙されやすいし生真面目すぎて空回りしがちのコメディリリーフだという意見も私の中でめちゃくちゃありますが……)誰よりも手に負えない苛烈さを秘めた舞台少女、それが星見純那なんですよ……。

賢い熱血馬鹿な星見純那が大好きなんですよ……私は……。

なんでも分かっていたつもりの優しいお母さんを演じていた大場は“強者故の傲慢で独り善がりな優しさ”を振り回していたゆえにそれを理解出来なかった……しようとしなかった……。

星見の情熱と激昂を真に理解しようとするものはいなかったんですよ……あのレヴューまで。

あ、これ以上喋るとまた愛城と星見の話をしそうになるのでここまでにしておきますね。

 

 

星見純那は大場ななのお母さんでも全肯定甘やかしマシンでもないんだよ……というモヤモヤを一発で晴らしてくれたスタリラくんありがとう……。星見の激昂に心を撃ち抜かれて感情がめちゃくちゃで何も考えずに服着たらパジャマじゃないのにパジャマみたいな格好で外に出ちゃったけど……。どうしたらいい?