落とす死

忘備録

カントリーガールズについて書くつもりが地獄自分語り

カントリーガールズについて、インターネットで阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられているのを呆然と眺めていた。

真摯に彼女達のことを好きでいた人が今回の人事で憤るのは無理も無いし、森戸さんのブログを読みそこから迸る悲しみと遣る瀬無さには多少胸が痛んだし"ハロプロは昔からこうだ""あの時と比べたら云々"とこんな時にまで古参アピールでドヤ顔したがるくっさいヲタクは全員轢き殺されて腑をぶち撒けておいて欲しいとサンタさんにお願いしたりしたけど、"自分"がどう思っているかというと、特に何も感想が無い。

昔は事務所、運営の不手際や不祥事に悲しみ憤ることが度々あったけど、最近ーーアイドルやその周辺の人間に期待せず"消費する対象"として見ることを意識するようになってからーーはそれが殆ど無い。

熱を上げること、入れあげることがヲタクの醍醐味の一側面だということは理解しているし、そうあろうとしたとこもあったけど、もう疲れてしまった。

自分の意思ではどうにもならない赤の他人のことで感情をいちいちでかく揺さぶられたくない。

学生や無職でへらへらしていた頃は精神に余裕があったので"趣味で怒りを覚える"ということにエネルギーを使えたけど今はもう無理。

自分の貯蓄や健康が脅かされないものに対して悩み苦しみたくない。

社会の片隅で息をするだけで虫の息となる生きるという力が弱い人間は、ココロを酒で麻痺させてへらへらしながらライブで跳躍して奇声を挙げて、好きなアイドル周辺で面倒事が起こったらちょっと顔をしかめてから他所の可愛い子のjpgを保存する作業に移行することでココロに負担を掛けずに"趣味"を"趣味"として"消費したい。

アイドルという赤の他人を勝手に"信頼"して勝手に"裏切られた"と感じることを繰り返し過ぎてもう自分にうんざりしているし疲れてしまった。

 

今回のカントリーガールズの件に関しても"メンバーは可哀想だけど、そうなるのであれば仕方ない"という結論にしか至れない。

もし仮に今回の犠牲者が私が一番好きなグループであるアンジュルムで、和田さんが卒業した後にメンバーがバラバラにされたとしても、私が一番好きなアイドルである上國料さんが理不尽な辞め方・辞めさせられ方をしたとしてもそうなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

影山優佳さんの握手に行きたい。何も考えずに、口から出まかせを並べ立てたい。可愛さにだけ救われたい。